今回が記念すべき第1回目の投稿となります。
そして今日から、「4年後のオーストラリア臨床留学」という私の大きな挑戦が始まります。
なぜ今、この挑戦を?
私は現在、とある地方の大学病院に勤務する救急医です。医師になって8年目、31歳。来年には集中治療専門医の資格取得を目指して準備をしているところです。プライベートでは、妻と3歳の息子と、地方の一軒家で暮らしています。
傍から見れば、あるいは自分でも少し前までは、「地方で落ち着いた環境で、専門性を磨きながら家族と暮らす」…そんな安定した道を進んでいくのだろうと思っていました。
ではなぜ今になって、安定とは少し違う、大きな挑戦である「海外臨床留学」なんてことを考え始めたのか?
きっかけは、日々の診療の中でふと感じた「このままでいいのだろうか?」という漠然とした危機感でした。「井の中の蛙」になっていないか?世界にはもっと違う医療があるんじゃないか? そんな思いが頭をもたげ、気づけばオーストラリアの臨床留学について夢中で調べている自分がいました。
(…と、ここに至る詳しい経緯や、私が留学を通して何を目指しているのか、といった少し真面目な話は、長くなるので別途「そらいろドクター」とこのブログについて」にまとめました。もしご興味があれば、そちらも覗いてみてください。)
この第1回目の記事では、詳細な自己紹介よりも、「なぜこのブログを始めたのか」、そして「これからどんな挑戦が待っているのか」という、今の私のリアルな気持ちと、このブログの予告編をお伝えしたいと思います。
これは、リアルな「奮闘記」です
正直に言って、私の留学準備はゼロからのスタートです。
- 海外留学経験?ありません。
- 特別なコネ?ないです。
- 英語力?…これから必死に勉強します!(目標はOET Bレベル…遠い道のりです)
- 留学資金?これから計画を立てて貯めます!(月20万の住宅ローンを抱えつつ…)
- 時間?仕事と大学院と専門医準備と育児の合間に…どうにか捻出します!
特別な才能も、恵まれた環境もない、ごく「とある」地方の救急医が、大きな目標に向かって悪戦苦闘する。だから、このブログのタイトルは「奮闘記」なんです。
キラキラした成功体験ばかりではなく、うまくいかないこと、悩むこと、試行錯誤する泥臭い過程も、正直に記録していきたいと思っています。
このブログで発信していくこと(予告編)
これから始まる留学準備の全プロセスを、このブログで共有していきます。
- 英語独学のリアル: ゼロからOET Bレベルを目指す、涙(?)と努力の記録。使った教材や勉強法も公開予定です。
- 専門医取得までの過程: 集中治療専門医の勉強、留学を意識し、専門性の向上。
- オーストラリア留学情報: 医師登録、試験、ビザ、生活情報など、私が調べたこと、経験したこと。
- 資金計画の現実: 我が家のリアルな家計と向き合いながら、どうやって留学費用を捻出していくのか。
- 家族と挑戦: 妻や息子との関わり、家族で乗り越える壁。
- 日々のこと: 救急医としての日常や、ICUでの学び、研究のことなども、時々。
まさに、私の挑戦の「すべて」を記録する航海日誌のようなものにしていきたいです。
一緒に、この挑戦を見守ってください
このブログが、同じように何かに挑戦しようとしている方、特に海外を目指す医療者や、地方で頑張る方、仕事と家庭の両立に悩む方にとって、ほんの少しでも「自分も頑張ろう」と思えるきっかけになったり、何かのヒントになったりしたら、これ以上嬉しいことはありません。
まだまだ手探りですが、この挑戦とブログでの発信を通して、私自身も大きく成長したいと思っています。
ぜひ、これから「そらいろドクター」の奮闘を、温かく、時には厳しく(笑)、見守っていただけると嬉しいです。コメントやアドバイスも大歓迎です!
次回は、留学準備の「最初の一歩」、情報収集で何から始めたか、その過程で早くも直面した壁などについてお話しする予定です。
これからどうぞ、末永くよろしくお願いいたします!
そらいろドクター
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